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【映画公開間近!】マーベル最新作「ブラックパンサー」は社会の風刺?その隠された歴史に迫る

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いよいよ日本でも3月1日にマーベル最新作の「ブラックパンサー」が公開されます!

ブラックパンサーは「キャプテン・アメリカ シビルウォー」でマーベル映画では初登場したキャラで、今回が初の単発作品となります。

海外では既に公開されており、非常に高い評価を得ている、2018年で最も期待されている作品の一つです。

今回の記事では、映画公開前にブラックパンサーと言うキャラをちょっとだけ深掘りしていこうと思います。

 

 

 

初登場は50年前!?ブラックパンサーの長い歴史

マーベルコミックでの最初の漆黒のヒーロー、ブラックパンサーが初めてコミックに登場したのは 1966年にリリースされた"Fantastic4"でした。

その2年後、アベンジャーズのメンバーに加わりましたが、1977年まで単発のコミックは発売されることはありませんでした。

 

ブラックパンサーと言うキャラの設定

ブラックパンサーの本名はティ・チャラ、ワカンダの国王であり、マーベルの世界では最もお金持ちとされているキャラです。

他のヒーローたちとは違い、彼は実の父親であるティ・チャカ(前国王)よりその力とブラックパンサーの象徴である、あの漆黒のスーツを受け継ぎました。

 

1990年に行われた、"The Comics Journal"のインタービューの中で、作者の一人であるジャック・カービーは「なぜ、ブラックパンサーというキャラを作ったのか」という質問に対し、「僕の作品にはまだ黒人キャラがいないことに気がついたんだ。でも、多くの黒人のファンたちが僕の作品を読んでくれている。それに、僕の最初の友達は黒人だったんだ。」と答えています。

 

ブラックパンサーに登場する「ワカンダ」ってどんな国?

ブラックパンサーの作品に登場する架空の都市である、ワカンダという国はコミックの設定では「唯一アフリカの中で植民地化されなかった国」だとされています。

 

この設定に関して、多くに人たちは「ワカンダ」と現実世界の「エチオピア」の類似性を考察してきました。

ご存知の通り、エチオピアは正式には今ままで一度も植民地化されたことはないとされている国ですよね。

しかし、1930年代になってイタリアに占領されてしまいましたが...

 

マーベルの世界では「ワカンダ」は資源に富み、政治に長け、地球上で最もテクノロジーが発達した国となりました。

特に、天然資源のヴィブラニウムが豊富なことがここに起因しているのでしょう。

この資源はキャプテン・アメリカのあの盾に使われてる最も強力な金属です。

 

なぜ「ブラックパンサー」はこんなにも注目されているのか。

ブラックパンサー」が黒人の間で大衆文化としてだけではなく、アメリカンカルチャーまで幅広く、多くの方に人気で、注目されている理由としては、

人種差別的に劣等種の証とされてきた「黒」というステレオタイプな価値観を覆したことが非常に大きいとされています。

 

そもそも歴史上、初めてスーパーヒーローが誕生したのは1966年のことで、歴史的にこの時代は市民権や黒人公民権運動などが活発だった時です。

その後押しとしてスーパーヒーローたちは次々と誕生し、その中でも黒人のヒーローである「ブラックパンサー」は政治的にも社会的にも非常に重要な意味を持っていると言えます。

 

「ワカンダ」はアフリカの未来!?

作中に登場する架空の先進国家「ワカンダ」は多くの可能性を象徴している存在です、

もしも、人種差別や植民地化がなかったら、アフリカの国は今頃どうなっていたでしょうか。

この映画は未来のアフリカの国々、そして黒人たちの未来を描いているのかもしれませんね。

 

公開前から大注目の「ブラックパンサー」その理由とは

 世界中で、特にアメリカの黒人のコミュニティの間では公開前から多くの方から期待されてきた「ブラックパンサー

しかし、この映画は原作のコミックスのファンたちだけをターゲットした作品ではありません。

より幅広い層の大きな期待に応えて作られた作品なのです。

すなわち、「黒人がメインで活躍するスターウォーズが見たい!」という期待です!

考えてみれば、アフリカがモデルとなっている架空の国が超未来的なテクノロジーを持ち、世界にも多大な影響力をもたらしている作品が今まであったでしょうか。

 

近年、「ブラック・ライヴズ・マター」運動の活発化や、トランプ大統領の黒人を卑下にした発言が相次ぐ中で、社会的な風刺としても楽しめる作品となるのではないでしょうか。