恐竜絶滅の新仮説が浮上!恐竜は海底火山の噴火が原因で絶滅した!?

f:id:kotonoha1992:20180528192421j:plain

恐竜絶滅の原因は海底火山活動だった!?

巨大隕石により引き起こされた火山活動が、6600万年前の恐竜の絶滅の一因となった可能性があることが分かった。

科学者の間では、地球上の生物のほとんどが死滅した白亜紀末期の大絶滅において、火山が果たした役割について多くの議論がなされてきた。

インドにあるデカン・トラップ(デカン高原にある火山活動の跡)が大絶滅に関与している説については、デカン・トラップの火山活動が盛んになった時期と大絶滅の時期が異なっていると主張する多くの地質学者によって、デカン・トラップと大絶滅は関係がないとされてきた。

 

しかし、新たに発見された海底火山の源が大絶滅において重要な役割を果たしたかもしれないことが、海底の調査により判明した。

「我々は、以前は知られていなかった、大絶滅時代に世界的に火山活動が高まった時期がある証拠を発見した。」と、今回の研究を率いたミネソタ大学の地質学者であるジョゼフ・バーンズ博士は言う。

海底火山を活性化させた要因とは?

博士と研究チームは、「チクシュルーブ隕石」の衝突が、海底火山の尾根に蓄積されていたマグマを放出させたと考えている。

地球全体に渡った隕石による地震波が、既に海底火山の尾根で起きていた活動を強め、隕石の衝突で起きた環境破壊を促進した可能性があるのだ。

「我々の研究では、地球全体に影響を与えた隕石の衝突と火山活動という、極めて稀で、破滅的な2つの出来事に関連性があることを示唆している。」と、オレゴン大学の火山研究科のリーフ・カルストローム博士は言う。

「隕石の衝突が、既に起きていた火山の噴火に影響し、2度のパンチのように作用したと考えている。」 古代における海中の火山活動を調べるために、バーンズ博士たちは、海底の特殊現象を探すための衛星調査を基にデータを分析した。

研究チームは6600万年前の大絶滅時代付近の時期に、マグマの噴出による海底地殻の変化があった証拠を発見した。

そのためチームは、恐竜も含め当時地球上にいた全生物の75%を絶滅させた環境変化に、この海底火山活動が重要な役割を果たしていると提言している。

火山の噴火は、白亜紀末期以外の、他の大絶滅の原因ともされている。大気中への毒性ガスの大量放出や、海水の酸化などの世界的な環境変化は全て、生物の絶滅の原因となりうるのだ。

新たに発見した火山活動の証拠を示したことに加えて、今回の研究はデカン・トラップの火山が果たした可能性のある役割についても言及している。

チクシュルーブ隕石が衝突した時代には、おそらく既にデカン・トラップで噴火が起きていたのだが、デカン・トラップにおいても、衝突後に火山活動が強化されたようなのだ。

バーンズ博士は、この研究が火山活動と恐竜の絶滅を直接結び付けるものではないと指摘しながらも、火山活動が6600万年前の世界的な環境変化の一因となっていると言う。「我々が従来の議論に対して提示しているのは、既知の環境変化の時代に世界的な火山活動があったということだ。」

 

https://www.independent.co.uk/news/science/volcanoes-dinosaur-extinction-trigger-cause-underwater-magma-university-oregon-a8199116.html